OFFICIAL MANUAL / GLOSSARY

Shadowrocket 用語解説

画面上の位置と技術的な役割から用語を確認できます。設定を変更する前に、その用語が画面の入口、接続プロトコル、照合条件、処理方針のどれを指すのかを整理しましょう。

Scope
用語は29項目、5つのカテゴリに分類しています。画面表示、プロトコル名、ルールキーワードは英語表記のまま掲載しています。
Reading
各カードの見出しから対応する用語に移動できます。手順を順番に確認する場合は、使い方ガイドをご覧ください。

01 / INTERFACE

画面とスイッチ

画面の項目名は操作場所を示し、スイッチやルーティング方法は動作を決めます。サーバーがリストに表示されていても、有効な接続が確立したとは限りません。

画面の項目

Home

Homeは、サーバーの選択や接続の操作に使う基本画面です。リストに項目があっても、情報が保存されているだけで、接続に成功したとは限りません。操作前に選択中の項目を確認し、接続スイッチと実際のリクエスト結果を確認してください。リストの表示だけで接続状態を判断しないようにしましょう。

手動入力

Add Server

Add Serverでは、既存のサーバー情報を手動で入力します。選んだプロトコルによって入力項目が異なります。アドレス、ポート、認証情報、通信パラメータは、利用中のサービス提供元から入手した情報に沿って入力してください。名前は端末内で識別するためのラベルで、変更しても接続先は変わりません。

全体のルーティング

Global Routing

Global Routingでは、全体のルーティング方法を設定します。Configは現在の設定ファイルのルールに従って処理し、Proxyはプロキシ経由、Directは直接接続します。トラブル時は、全体のルーティング方法と個々のルールの処理方針を分けて確認してください。ルールが正しくてもConfigを選んでいなければ、想定どおりに振り分けられない場合があります。

表示場所で変わる意味

Config

Configは、設定ファイルを管理する画面を指す場合と、Global Routingで設定ファイルのルールに従って通信する選択肢を指す場合があります。意味は表示される場所によって異なります。前者ではファイルの読み込み、選択、編集を行い、後者ではリクエストの処理方法を指定します。設定ファイルを保存しただけでは、選択して適用したことにはなりません。

接続の自動開始

On Demand

On Demandは、設定した条件に応じて接続を開始する機能です。手動接続で正常に使えることを確認してから設定してください。認証情報の誤りを直す機能ではなく、サーバーへの接続を保証するものでもありません。接続が何度も自動で再開する場合は、主スイッチを繰り返し切るだけでなく、起動条件も確認しましょう。

テストと診断

Connectivity Test

Connectivity Testでは、選択したテスト方法で接続可能か、応答があるかを確認できます。結果はテスト先、利用中のネットワーク、サーバーの状態によって変わります。遅延が小さくても通信速度が速いとは限らず、すべてのリクエストが成功する保証もありません。結果を比較するときは、テスト方法とネットワーク条件をそろえてください。

02 / PROTOCOLS

プロトコル

プロトコルは、クライアントとサーバーの通信方法を定めるものです。以下の説明は入力項目やトラブルの確認に役立てるためのもので、接続先を選ぶための推奨ではありません。具体的なパラメータは、利用中の接続情報に従ってください。

プロキシプロトコル

Shadowsocks

Shadowsocksはプロキシプロトコルの一つです。接続には通常、サーバーアドレス、ポート、暗号化方式、パスワードが必要です。暗号化方式はサーバー側と一致させ、名前が似ているという理由だけで別の方式に置き換えないでください。利用できるかどうかはパスワードの入力だけでなく、サーバーの状態やネットワーク環境にも左右されます。

プロキシプロトコル

VMess

VMessは認証機能を備えたプロキシプロトコルです。実際の接続では通信方式やTLSの設定が必要になる場合もあります。設定を読み込んだ後は、提供された情報にあるユーザー識別子、通信パス、関連オプションを維持してください。認証に問題がある場合は、入力項目に加えて端末の日付と時刻も確認しましょう。

プロキシプロトコル

VLESS

VLESSはプロキシプロトコルの一つです。プロトコル自体と通信経路の保護は分けて考える必要があり、名称だけで接続の安全性を判断することはできません。ユーザー識別子、通信方式、TLSなどの設定は、サーバー側の構成に合わせてください。サーバーアドレスだけをコピーしても、接続設定全体を再現できない場合があります。

プロキシプロトコル

Trojan

Trojanは通常、TLSで接続し、パスワードで認証します。サーバーアドレス、パスワード、ポート、TLSのサーバー名はそれぞれ役割が異なり、互いに置き換えることはできません。証明書の検証に失敗した場合は、まずサーバー名、端末の日時、サーバー証明書を確認してください。検証を無効にする方法を通常の解決策として使わないでください。

QUICベース

Hysteria2

Hysteria2はQUICベースのプロキシプロトコルで、接続にはUDP通信が必要です。認証、TLS、その他サーバー側で指定されたパラメータは、提供された情報どおりに入力してください。ネットワークを変えると動作が異なる場合は、1回のテストだけでプロトコルやサーバーの障害と決めつけず、UDPで通信できるか確認しましょう。

トンネルプロトコル

WireGuard

WireGuardは鍵を使って通信相手を識別します。設定には通常、鍵、トンネルアドレス、接続先アドレス、許可するネットワーク範囲が含まれます。Allowed IPsはルーティングと接続相手の照合に関わる項目で、単なるメモ欄ではありません。変更前に対象のネットワーク範囲を確認し、秘密鍵をスクリーンショットや公開のトラブル記録に含めないでください。

プロキシプロトコル

HTTP / SOCKS5

HTTPとSOCKS5は異なるプロキシプロトコルで、対応するリクエスト形式、認証方法、ドメイン名の処理方法も同じではありません。アドレスとポートが同じでも、プロトコルの種類を置き換えられるとは限りません。また、名称だけで通信が暗号化されているとは判断できないため、実際の接続方式を確認してください。

03 / RULES & POLICIES

ルールキーワードと処理方針

ルールを読むときは、照合タイプ、照合する値、処理方針の順に確認します。例にあるexample.comは構文を示すためのもので、サーバー情報ではありません。

照合の仕組み

ルールの順序

ルールは、リクエストを条件に照らして判定し、処理方針を指定する項目です。通常は上から順に確認され、一致したルールの方針で処理されます。対象範囲の狭い例外ルールは、広い範囲を対象とするルールより上に置いてください。ルールが適用されない場合は、上にある別のルールが先に一致していないか確認しましょう。

ドメイン名の照合

DOMAIN-SUFFIX

DOMAIN-SUFFIXはドメインの末尾で照合し、ドメイン本体とサブドメインをまとめて対象にできます。たとえばDOMAIN-SUFFIX,example.com,PROXYは、example.comのドメイン範囲に一致したリクエストをPROXYで処理します。Webページのパスを照合するルールでも、任意の文字列が含まれるかを判定するルールでもありません。

IPアドレスの地域分類

GEOIP

GEOIPは、宛先IPアドレスが地理情報データベースでどの地域に分類されているかをもとに照合します。たとえばGEOIP,CN,DIRECTのように指定します。データベース上の分類は、Webサイトの運営者の所在地を示すものではありません。IPアドレスの変更やデータベースの更新によって結果が変わる場合もあります。想定と異なる場合は、実際の宛先IPアドレスと、それより前にあるルールも確認してください。

ネットワーク範囲の照合

IP-CIDR / IP-CIDR6

IP-CIDRとIP-CIDR6は、それぞれIPv4とIPv6のネットワーク範囲を照合します。スラッシュの後に指定するプレフィックス長で対象範囲が決まります。照合対象はアドレスであり、ドメイン名の文字列ではありません。ドメイン名が複数のアドレスに解決される場合、ルールに一致するかどうかは実際に使われる宛先アドレスによって変わります。

最後のフォールバック

FINAL

FINALは、それより前のルールに一致しなかったリクエストに適用する最終ルールです。ルール一覧の末尾に置いてください。たとえばFINAL,DIRECTは、前のルールに一致しなかったリクエストをDIRECTで処理します。FINALを途中に置くと、その後のルールが照合されなくなります。

処理方針

PROXY / DIRECT / REJECT

PROXY、DIRECT、REJECTはルールの処理方針を示すキーワードで、それぞれプロキシ経由、直接接続、リクエストの拒否を意味します。PROXYは特定のサーバー名を指すものではなく、実際の接続経路は選択内容や設定によって異なります。REJECTは一致したリクエストを拒否しますが、ページ内の特定の種類のコンテンツがすべて表示されなくなるとは限りません。

ドメイン名の解決

DNS

DNSはドメイン名をIPアドレスに変換します。多くのネットワーク接続は、この名前解決を経て行われます。名前解決の失敗、解決結果の変化、その後の接続失敗はそれぞれ別の問題です。DNS設定を変更しても、認証や通信経路のすべての問題が解決するわけではありません。トラブル時は、名前解決の結果と実際のリクエスト経路を分けて確認しましょう。

04 / SUBSCRIPTION & CONFIGURATION

サブスクリプションと設定

以下の操作は、サブスクリプションまたはサーバー情報をすでにお持ちの場合を対象としています。サブスクリプションの更新、設定の切り替え、データ同期はそれぞれ異なる問題に対応するもので、互いに代用できません。

リモートの情報

Subscribe

Subscribeは、サブスクリプションURLからサーバー一覧などの情報を読み込む機能です。必要なサブスクリプションは利用中のサービス提供元から入手してください。更新はリモートの情報を再読み込みする操作で、サービスの有効期限を延長するものではありません。サブスクリプションURLには個人の認証情報が含まれる場合があるため、トラブル記録にそのまま貼り付けないでください。

接続情報

サーバー

サーバー項目には、リモートの接続先に接続するためのプロトコルや認証情報が保存されます。リストに表示される名前は、通常、項目を識別するためのラベルです。項目が残っていても、サービスが有効とは限りません。サブスクリプションから更新すると、手動で変更した項目がリモートの情報で上書きされる場合があるため、変更前に情報の入手元を記録しておきましょう。

実行時の設定

設定ファイル

設定ファイルにはルール、DNS、その他の動作設定がまとめられています。サーバー一覧だけを含むサブスクリプションとは別のものです。ファイルを読み込んだ後は、使用するファイルが選択されているか、Global Routingが適切な設定になっているか確認してください。編集前に復元用のコピーを保存しておくと、複数の設定を同時に変えたことによる混乱を防げます。

リクエストの処理

URL Rewrite

URL Rewriteは、条件に応じてリクエストURLを書き換えたり、関連する処理を行ったりする機能です。リクエストをPROXYまたはDIRECTで処理するルーティングルールとは異なります。適用されるかどうかは、照合条件とリクエストが処理可能かどうかによって決まります。暗号化されたすべてのリクエスト内容を読み取る汎用スイッチではなく、あらゆるWebページで動作する保証もありません。

データの同期

iCloud同期

iCloud同期では、対応するデバイス間でアプリがサポートするデータを同期できます。iCloudへのサインイン状態、アクセス許可、同期設定が必要です。App Storeの購入履歴からアプリを再入手する手順とは別です。機種変更後は、アプリを入手できているか、必要な設定が同期されているかを個別に確認してください。

05 / APP STORE & ACCOUNT

App Storeとアカウント

ShadowrocketはAppleプラットフォーム向けの有料クライアントアプリで、主にiPhoneとiPadで利用できます。Mac、Apple TV、Apple Visionとの互換性、システム要件、ユニバーサル購入の対応状況は、App Storeのページで確認してください。

入手先

App Store

App StoreはShadowrocketを入手できる唯一の場所です。価格、システム要件、互換性はApp Storeのページで確認してください。正規のアプリか確認する際は、検索結果の名前だけで判断せず、デベロッパ名がShadow Launch Technology Limitedであること、公式アイコン、アプリIDが932747118であることを確認しましょう。

ストアと支払い

Apple IDとストアの国または地域

Apple IDに設定されたストアの国または地域は、アプリの表示、請求通貨、支払い条件に影響します。端末の現在地や表示言語だけで決まるものではありません。アプリが見つからない場合は、メディアと購入に使うアカウントと、そのストアの国または地域を確認してください。国または地域の変更には残高、サブスクリプション、支払い方法などの条件が関係するため、システムの案内に従ってください。

購入履歴

購入済み項目

購入済み項目は、アカウントの購入履歴を確認してアプリを再入手するための場所です。機種変更や再インストールの際は、購入時と同じアカウントで確認してください。アプリを再入手しても、端末内のサーバー情報や設定データが復元されるとは限りません。購入履歴が見当たらない場合は、別の支払いをする前に、購入時のアカウント、非表示の購入項目、現在のストアの状態を確認しましょう。

購入方法

買い切り

買い切りは、App Storeでクライアントアプリを購入する際の料金形態です。価格や購入条件はApp Storeのページで確認してください。クライアントの買い切り購入と接続サービスのプランは別です。接続機能を使うには、別途サブスクリプションまたはサーバー情報が必要です。サブスクリプションは利用中のサービス提供元から入手してください。